限界まで耐えるタープの風対策

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淳志です

 

可能な限りキャンプの時は

でかいタープを張ってます

 

 

可能な限りタープ張りたい

 

ということは、風への対策が必須となります

今回は色々なタープの風対策のご紹介です

 

 

 

タープへの風は大きく2種類

・上からタープを押しつぶすような風

・下からタープを持ち上げる風

 

 

ここからは、それぞれの対策についてです

が、そもそも本当に無理そうな場合はタープを張らないという

選択も必要です。とくに風速が10mを超えるような場合は

よく考えましょう

 

【上からの風対策】

 

上からの風でタープが押されると

ハトメ部分ガイロープペグに大きな力が

かかります。

 

そこで起こりうるのが以下の3つ

・ハトメ部分から生地が破ける

・ロープが切れる

・ペグが抜ける

 

ハトメに対する対策は力の分散 
 タープに繋ぐロープを増やす(4→6など)
 4隅だけじゃなく使えるハトメを使うつもりで
 ロープを増やして力を分散させます。
 
ロープが切れる対策は、ロープ交換と分散
 山岳用の耐荷重の高いロープに入れ替える
 1箇所につき2本のロープにして分散する
 
ペグが抜ける対策はペグの長さと複数本打ち
 タープに使うには最低限30cmのペグにする
 ペグをクロス打ちトリプル打ちにして
 地面ごと持っていかれないように面で支える
 
 
 
 
 
 
【下からの風対策】
 
 
タープの下から風が入り込むと
・タープが持ち上げられてポールが浮いたり
・ロープが外れたりします
 
そこで対策としては
 
そもそも低く張って風が入らないように
 タープを低く張り地面に直接ペグ打ちする
 ことで外から入り込む風を減らせます
 
 
サイドポールは外す
 下から風が入りタープが持ち上がるレベルに
 なったらサイドポールは倒れやすいので
 外してしまう
 サイドポール外すと屋根の角度が急勾配になり
 風を受けやすくなるので、同時にメインポール
 も少し低くします。
 俺の場合は普段は280cmですが、サイドを
 外す場合は210cmに下げます
 
ポールからロープが外れないようにする
 基本、ポールにロープをつける場合は
 ロープで上から押さえつけるようにします
 しかし、風が強い場合はこれでも外れる
 ことがあります
 そのためさらにロープをポールに巻きつける
 と抜けにくくなります。
 わかりますかね?
 ハトメにロープをかけた上で、ポールに
 巻きつけるようにしてます。
 ここまですれば、ロープが抜けることは
 ほぼなくなります。
 
 
 
 
 
最後に考え方のおさらいです
・風から受ける力を分散する
・それぞれの部分の強度を上げる
・ロープとポールがタープから外れないようにする
・風が強くなったら出来るだけ高さを下げる
・それでも危ないと思ったらすぐに畳んでしまう

 

 

これらの対策をすることで限界まで風への強度を

あげることができます。

 

悲しいのは

 タープが破れてしまうこと

 

危険なのは

 抜けたペグが飛んで行って人などにぶつかること

 

対策をしつつも限界を見極めて楽しくタープを張りましょう