薪ストーブはやめよう。冬キャンの暖房の暖房効率と安全性を考えると・・・
年末年始のふもとっぱらで初めて薪ストーブを使ってみた。
といっても幕の中やタープ下ではなく青空の下で試しに使って形。
薪ストーブを使ってみた感想としては
「正直キャンプ向きではない」
と感じています。危険だなと
理由としては以下の通り
①煙が出やすい(中を高温にして燃焼効率上げれば出ないですけど)
②火の粉が飛ぶ(火の粉で幕に穴空いたってのはよく見ますし、実際結構飛ぶものだなと感じました)
③本体の熱の持ち方が大きいので延焼危険がある
こんな危険がある薪ストーブですが
薪ストーブ、ガスストーブ、灯油ストーブの
選択肢の中で、炎を扱って見映えがいい
上で料理などができるなどの理由から使用する人は多いと思います。
確かに格好いいですもんね・・・
薪ストーブで1番怖いのは風です。
風で煙突が倒れたら・・・
風でストーブの上に何かが落ちたら・・・
本体の持つ熱量が大きすぎるために事故も大きくなります。
天板が熱くなるタイプの灯油ストーブも同じ理由で熱を持つが故の危険性が大きいと思います。
こちらも炎が見えたり、料理に使えたりで魅力は大きいですけどね。
そこで俺の判断としては 選択肢は2つに絞られます。見映えとかキャンプらしいとかは二の次として安全に暖を取るためにという観点からです。
まず前提として暖房効率を高めるためにはファンが必要です。
いくら熱を発していても、その熱を空間に行き渡らせないと暖房としての能力は低いと思います。
よくストーブの上にファン置いている人いますよね?
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これを使うかどうかで暖かさが全然違いますので、ファンの有効性が高いのは間違いないです。
■それを踏まえてのひとつ目は
「風暖」
カセットガスストーブの風暖
ガスストーブなので一酸化炭素の発生も少ないですし、ファンが内蔵されていて効率よく空間を温めてくれます。
ガス缶ひとつで数時間しか持たないので万が一消し忘れがあってもちゃんと消えてくれます。
手軽なCB缶で利用出来るので、必要本数を用意するだけで燃料も無駄になりません。
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■ふたつ目はファンヒーターです
こちらは電源が必要にはなります
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点火時の出力は大きいですが、点火後は30W程度の消費電力となるため、点火時の出力に耐えられるポータブル電源があれば利用出来ます。
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アパートなどでも反射板式の灯油ストーブは禁止だけどファンヒーターはOKとなっているなど安全性の高いストーブです。
普通に部屋で使用している分には一酸化炭素が危険なレベルでは排出もされません。
といっても狭い密閉空間では危険ですのでテントの下部、上部の空気口を空けて使用する必要はあります。
灯油の持ち運びは灯油タンクを使用し、移動時には中のタンクは使い切っておく必要あります。
ファンヒーターはファン性能も高いですし
点灯時の安全装置もあります。
タイマー機能もあるので、朝方にタイマーセットして暖かくして起きることも出来ますね。
災害時の暖房という観点で考えても
薪ストーブは屋内では使いようもありませんが(煙突工事から必要)
風暖やファンヒーターであれば災害時の屋内暖房としても利用可能です。
風暖、ポータブル電源、ファンヒーター
3点セットで持っておきたいですね