ソロストーブの燃料にペレットを使うと炎が立ち上る理由
小枝なんかを燃料として使うソロストーブ
俺が使っているのはキャンプファイヤー
価格:16,800円 |
また値段が高騰していますね
高いとこでは2万超えてる
1万2千円の品なのにね。また海外からの入荷が止まっているんでしょうか。
今回は、ペレット燃料を使うと炎が上がりやすい理由についてです。
1.ペレットとは
そもそもペレットというのは乾燥した木材を細かく粉にして、それに圧力をかけて小さい円筒形に圧縮成形した木質燃料です。
材料は、間伐材や製材所で出たくず材をもとにしたエコな材料となっています。
身近なところでは猫のトイレ用としてよく売ってますので入手しやすい燃料になります。
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2.ソロストーブでの利用にはロストルが必要
ソロストーブの底面はニクロム線が貼ってありますが、ペレットを使うにはこの幅が大きすぎて下に落ちてしまいます。
メルカリなどで、ペレットを使うためのロストルを販売している方がいるのでロストルを買ったほうが良いです。
排水溝用のネットを使う方法もあります。
が、俺はメルカリで購入したロストルで落ち着きました。
3.ペレットへの着火
最初の着火の時にペレットを入れすぎると、下からの空気の流れが悪くなり着火しにくくなります。
ソロストーブは内部を高温にすることで、上の穴から熱風が出て煙を燃やしてくれますが、ペレット単体で最初着火すると、高温になるまで少し時間がかかります。
結果として、最初にかなりの煙が出てしまいます。
おすすめの方法としては、最初の着火時は着火剤と小枝で一気に炎を上げて二次燃焼までもっていく、そこからペレット投入が素早く煙なし状態で利用できます。
ペレットだけで頑張る場合は
・ペレット入れたら軽く油をまいて染み込ませて燃えやすくする
・バーナーで一気に燃やす
などの方法で、一気に二次燃焼まで加熱しましょう
4.ソロストーブの燃え方
そもそも、ソロストーブで1次燃焼で燃え上がるのは着火してから二次燃焼が始まるまでです。二次燃焼が始まったら、中の燃料は基本直接燃え上がることはありません。
高温となったソロストーブの中に投下された燃料は、熱によって燻されて煙が上がり、その煙が二次燃焼で燃え上がります。
二次燃焼中の中をよく見ると、表面は炎が激しく上がってますが
アップにすると、二次燃焼の炎の下は煙が充満してます。
5.ペレットが向いている理由
ペレットは、小さな円筒形の燃料です。
よって、大きな燃料に比べ高熱にさらされている面が多いんです。
燃料の体積に対しての高温にさらされている表面積が大きいため、投下している燃料の量に対しての、熱に面しているサイズが大きい、結果として高熱で燻されている部分が多いことで、大量の煙が発生する。
この煙が全て二次燃焼で燃え上がる。
つまり、高温を維持しながら大量の煙を出し続けられるペレットだから、多くの二次燃焼の炎が上がるんです。
炎の大きさは、発生している煙の多さなんです。
いかがでしたでしょうか。
ソロストーブは内部の高温を保ちながら煙が発生し続ければ大きな炎が上がり続けるってことですね。
この特性を理解しながらソロストーブを楽しんでいただければと思います。